まるマCD語り

< 目次 >
 ■ 「マ王様と次男と三男、よくある風景。」ザ・ビーンズ vol.4 全員サービスCD
 ■ 「(裏)今度はマのつく最終兵器! 元祖ごーじゃすVer.」
 ■ 「(裏)今夜はマのつく大脱走! 元祖ごーじゃすVer.」
 ■ 「夢を見せまSHOW!」ザ・ビーンズ vol.5 全員サービスCD
 ■ キャラソンシリーズ1〜3
 ■ 「(裏)明日はマのつく風が吹く! 元祖ごーじゃすVer.」
 ■ 「閣下とマのつくラブ日記!?」
 ■ 「裏マDX」
 ■ 「今日からマ王!キャラソンアルバム みんなのうた」
 ■ 「今日からマ王!聖砂国DX!」(往路&復路)


「マ王様と次男と三男、よくある風景。」

 注1:ネタバレしてますよ。
 注2:ヴォルフ賛美につきてます・・・。


 3月下旬となり、眞魔国王立広報曲からのメールが届いて以来、
今か今かと待ち望み、ポストを除いてはがっかりし、
4月の何日まで届かなかったら問い合わせをしてもいいだろうかと
思い始めた4月4日、
 ついに、ついに、届きましたよ、このCDっ!!!!!

 袋から出してからしばらく、ビニールをはがさずに絵を眺めて
キャーキャー言ってました(アホ)。



 三男めちゃくちゃかわいいなっ!!

 あ、ああ、すみません。いきなりこんなんで。
 けど、やっぱ、これが一番なんです私。

 エンギワル鳥のことを偉そうに話す彼も、
 陛下に「おれのことどう思ってる?」と聞かれてうろたえてる彼も、
 地球の言葉や詩をどたどしく言ったり朗読する彼も、
 次男相手にむきになっている彼も、
 なにもかもが愛らしい・・・っ!(アホ)

 猊下のおもちゃにされているだなんて・・・まさに、私の理想の三男像っ!(え?
 猊下とか、次男とか、ギーゼラさんとか、
そういった方々にかわいがられてしかりだと思うのですよ。彼は。
(「おもちゃにされる」とほぼ同義)

 あ、けど、ユーリの美しさをたたえたり、
「婚約者を外見で選ぶような不実な男ではないから安心しろ」と
言ってのける彼はステキでしたv
 相手がちゃんとした女の子なら、簡単に落ちているであろうにのう・・・。

 と、最初に自分が三男バカであることを披露してから、CDの流れに沿って
感想を書いていこうと思います。



 極楽鳥の鳴き声を聞き、なんかいやだと言い出すユーリに対し、その鳥の素晴らしさを
話してきかせるヴォルフ。
 ヴォルフの(魔族の)美的感覚をあらためて思い知らされたユーリは、
急にまじめな声で、
「お前さ、おれのこと、どう思ってる?」(私には見えるっ! きっ、と真剣な黒瞳で
ヴォルフを見つめるユーリがっ!!)

 もっと自分の罪つくりっぷりを自覚しましょうよ陛下っ!!
 突然の質問にうろたえまくるヴォルフラム。
「そ、そんなかわいらしいことを言って、ぼくを惑わす気かっ!?」
 そういうあなたがかわいすぎますからっ!!
 というか、そんなこと言われなくても、とっくに惑わされてるでしょうが、
ヴォルフ。(も、他の人たちも)

 その様子にあきれ、一般的にどうなのか、ときいているのだと言い直すユーリ。
 気を取り直したヴォルフは、ユーリの容姿を美辞麗句を尽くして
うっとりと語り上げてくれます。
 でもって、そういった美点がなくても「ぼくは婚約者を外見で選ぶような
不実な男ではないから安心しろ」とかのたまってくれますっ!
 ああ、男前っ!
 そういうことじゃないと言うユーリに、ヴォルフは忠誠心を疑っているのか!? と
わめきだし、どうつっこめばいいのかと頭をかかえるユーリ。
(一度誓った忠誠をくつがえすような卑怯者ではない、とか言うのは、
 次男の動向を踏まえてのセリフなんですかね・・・アイタタタ。)

 そこで、くすくす笑って次男登場。

 ってか、そこ、次男の部屋だったんですかっ!?
 ボーナストラックでもちょっと、ふれてたけれど、
なんでフツーに次男の部屋に集まってるのっ!?
 ・・・三男、小さいころ入り浸ってから居心地いいのかも・・・
(私の思考は三男中心)

 コンラッドのわざとらしい陛下呼ばわりと、夫婦漫才呼ばわりを
やめさせるユーリ。
 話はユーリたちが持ち込んだ「着物」の話に。
 ユーリが地球のひな祭り(眞魔国では「ひなまちゅり」で定着してしまったらしい。
幼児語のようなこの言葉を発する三男が非常に愛らしく(略))の話をしたために、
ツェリ様がすっかり乗り気になってしまい、
ユーリとヴォルフで等身大おだいりさまとおひなさまをやることになってしまったのだという。

 ヴォルフは母親にほだされ、ユーリは娘にほだされたらしい。

 それを聞いた次男がこっそり呟く。
「母上もだんだん陛下の動かし方を心得てきたな」
「母上  」?
 つまり、自分はとっくに陛下の動かし方を知っている、と?
 ふふふ。さすがですな、次男。
 ちなみに、次男はまわりのほとんどの人間の動かし方を心得ていると思われ。

 ユーリに妻役をおしつけ、自分が夫役の衣装を着ると決めるヴォルフ。
 お雛様の方がイベントの主役になるからそうなると、次男も反対の意は示さない。
(見たいんだな? そうなんだな、次男っ!?)

 座っているだけでは芸がないから、詩の朗読をするつもりだと言い出すヴォルフ。
コンラッドに聞かせて欲しいと言わせてから、偉そうに「聞かせてやる」。
 その歌は、メロディーこそあの有名な曲でありながら、歌詞は筋肉マッチョの歌と
なっていた。

 たどたどしく歌い上げるヴォルフを、大慌ててで止めるユーリとコンラッド。
 誰から教えられたのかと問うコンラッドに、ヴォルフは次兄への意地か
答えようとせず叱責されるが(「弟を叱るお兄ちゃん」らしくてvvv)、
ユーリはこんなことをするのは村田しかいないっ! と見事当ててのけた。

 ・・・いるんですか、村田っ!?

 やはり猊下が、とコンラッド。
 次男に「やはり」と言わせるほど、いろいろやっているのですか、猊下っ!?
 (単に、地球の情報聞きだせるのが猊下しかいないから、かもしれないけど・・・)

 ユーリは「いつも言ってるだろ」と、村田の言葉を信じないようヴォルフを諭す。
 いつも・・・やっぱり村田は「いつも」ヴォルフをおもちゃにしまくっているのか・・・。

 ようやくたばかられたと知り、ヴォルフは「大賢者に抗議してくるっ!!」と部屋を出た。
 猊下は眞王廟にいるからすぐにはあえないぞーっ、と
声をかけるコンラッドに、口出しするなと怒鳴りちらしながらヴォルフは去って行った。
 うん。どこまでもかわいい子だ(三男バカ道一直線)。

 残されたユーリとコンラッド。
 極楽鳥、またの名をエンギワル鳥が再び鳴き、鳥といえば・・・と、ユーリは
コンラッドの部屋にある、アヒルさん人形の話をする。
 部屋の一番いいところに陣取っているそれのことを、どうしてそんなものがと、
前々から気になっていたらしい。
 原作でもアニメでも、きっちり誰からの贈り物か描かれたそれが、
ラジオドラマでも登場するとは・・・っ!

 問われたコンラッドは、その人形がとても大切なものなのだと話す。

「宝物なんです。ユーリ

 ・・・ついてるっ! ぜったい、「ユーリ」の後ろにハートマークついてるっ!!

 そう思わずにはいられない、コンラッドの最後のセリフでしたトサ。


――――  完  ――――


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