2006年 1月 10日 火曜日。
ユーリとヴォルフが婚約破棄!?
某所の地声魔語で驚きの予告を聞いて以来、気になっていたこの物語。
結果は・・・
ネタバレしてます。
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裏今度マCD 元祖ごーじゃすVer.付録 ミニブック
「マ昼の決闘。」
アニシナ様の魔動抱き枕でピンクな夢を見ようとユーリが試みた翌日、
思うような結果が得られなかったユーリは超不機嫌。
夢にヴォルフとコンラッドが出てきたのはヴォルフのせいではない。そう分かりつつ
ヴォルフに当たってしまい、かみあわない会話の末に
婚約破棄を宣言!
一人屋根の上に上ったユーリのもとにやってきたのは、
グウェンダルとギュンターの二人。
ヴォルフラムとの婚約破棄に関する話かと思いきや、
二人はユーリの夢が予知夢だと言い出して――
果たしてユーリたちは、予知夢にあらわれた災厄を
取り除くことができるのかっ!?
裏今夜マのときと同じことしますが・・・
決闘してないし。
お兄ちゃんに止められちゃったい。
地球の軍隊でならったという罠で。
そして明かされる次男の地球での体験入隊の数々っ!
ま、まあ、普通に自分を鍛えるためとか、軍人として興味が
あったんでしょうけど。
そういえば、ザビ5の「マ王奥」で罠に感心してたなー、コンラッドって。
実は彼が罠男だったんですねっ!(コラコラ
最初のうちは、ユーリとヴォルフの話なのかと思っていたし、
最後の方もその形に戻ってきたと思うのですが・・・
だめだ。真ん中のインパクトが強すぎです。
わたし、今回の主役はグウェンダルとギュンターだと思います。
兄上、やっちゃったー・・・。
弟に恥ずかしいかっこ見られちゃったよ。
子うさぎとたわむれる姿が哀愁をさそいます。
つか、かわい(強制終了
女装で子うさぎとたわむれる渋ポニ・・・。
あと・・・グウェンって、実は毒女シリーズのゴーストライター!?
・・・いや、あの毒女シリーズは、やっぱアニシナさんの作だと思うのだけれど・・・
具・上樽のセリフや、反応のとこだけグウェンが書いて、
リレー小説とか、合作みたいにやってるんだったら、ほほえましいなぁ(待て
ユーリとスキンシップおめでとうっ!
ここでついでに、毒女著書関連の話。
120年以上読み継がれている名著・・・
人間からしてみると「長い」けど、魔族の寿命的に、果たしてそれは「長い」と
いえるんだろーか?
実際、著者のアニシナさんが存命どころか、まだまだ若いさかりなのだからして、
出版されて一世代も経っていない著書を「読み継がれている」と表現することに
違和感を感じたのですが・・・
魔族の時間の基本って、「魔族の時間」じゃなくて、「人間の時間」なんですね。
人間のことを「短命」といわずに、自分たちが「長命」だと一巻で
言っている事からも感じていたことなんですが。
そして、アニシナさん&グウェンの歳が120以上であることも明らかに・・・
(一度、まるマの原作の中で年齢に関する記述をひろってみたことがあるんですが、
4巻p43では、グウェンの実験台暦が150年近く、
9巻p63では、アニシナさんがグウェンのことを130年近くかけて無駄に成長した、
と言っている)
話を戻して、
ギュンターは、なぜ馬を選んだのだろう・・・。
いざとなったら、陛下を背に乗せて逃げるため?
ギュンターの眉が八の字になったのは、娘の服を男に着られたからなんかじゃ
ないですから、陛下ーっ!
自分たちが一面に載ったシンニチを見たお二人は、しばらくおうちに閉じこもると思うよ。
家のまわりを《破破拉致》(byCD同梱のシンニチ)に囲まれて
出れない・・・とかはさすがにないと思うけど。
ギュンターは、性別をかえたくなってるはず。
あと印象的だったのが・・・黒花嫁。
全部の話を読み終わってからだと、他の印象にやられちゃって
ちょっと忘れてたくらいなんですが、読んだ瞬間は、
『わー。やっぱり黒なんだ〜♪』
じ、自分で黒花嫁ユーリ描いたことがあるので、ちょっと
過剰反応してました。
それにしても・・・ヴォルフが嫁になるのより、魔王陛下が嫁になる方が
問題ないの・・・?
眞魔国の感覚がよく分かりませーん。
単にヴォルフが、「美しいユーリには、女役の方がふさわしい」と
思ってるだけかもしれないけど。(←すごく有りえそう。
ユーリとヴォルフって、二人とも「相手の方が美人で女顔」と思ってる&
密かに亭主関白ですよね。(同志募集中
ユーリ、少なくとも、魔王陛下のあなたがヴォルフラムのおまけみたいに
言われるようになることはないと思うから。
あいかわらず、自分の立場(と容姿)に疎いお方。
そんでもって、ユーリの夢・・・。
「夢を見せまSHOW!」(ザビ5、全サCD)で謎とされていた夢の内容が、
こんなところで明らかにされようとはっ!!
ヴォルフとコンラッドはあくまで外野か〜。ちぇ〜。(つまらながるなよ)
ものまねをするよう言ってくるヴォルフもわけが分からないけれど、
常にニヤニヤしているコンラッドというのがすごいと思ふ・・・。
「暖かく見守る」が、夢の中ではそんなことに・・・。
ヴォルフラムが森に来たのは、ユーリのために、ユーリの悪夢を
どうにかしたいと思ってくれたからなんだなっ!
そうなんだなっ!
・・・と、意気込んでみましたが、
正直、27ページのやりとりがイマイチ理解できていない・・・
ヴォルフラムが持っている旧版では、「女しか通れぬはいり口を〜」が、
「お友達の悪夢を取り払ってあげるナリ」の項にあって、
グウェンダルの新版には「予知無の具現化を妨げるナリ」の項にあるということ・・・?
と、ゆーことだと、ヴォルフは少なくとも、「お友達の悪夢を取り払ってあげる」ために
来たわけではないことに・・・
「男しか通れぬ入り口を」の前に、そこの項目名みたいなものが
あるはずなのに、ヴォルフはそこを読んでくれない・・・あー、気になる〜。
「お友達の悪夢」じゃなくて、「大切な人の悪夢」とか・・・?
コンラッドはもう・・・あいかわらずですなー。
口より手が早い(笑
気配なく陛下の背後にまわって不意打ちで髪を拭いたり、
バスローブの紐をすかさず縛ったり、陛下をニヤニヤ見守(それは違)
二人の決闘を止めたコンラッドのことは、
弟二人が兄弟ゲンカするのを止めたお兄ちゃん、って感じがして良かったです。
コンラッドって、ユーリとヴォルフラム、どちらかしか助けられないような
状態になったら(今夜マみたいに、グウェンがいる状態でもない)、
迷わずユーリを選ぶと思います。(ヴォルフもユーリ優先するだろうし)
でも、そんな究極な状態でない限り、コンラッドには二人とも大切に
してほしいし、そうしてくれていると私は思うのですよ。
ときどき『いいとこ持ってきすぎだ――っ!』と叫びますが(笑
コンラッドネタであとうけたのは・・・
エンギワル鳥。
コンラッドじゃなくて、森川さんでしょ、デザートさらわれたの(笑
まじめな話、
ユーリとヴォルフラムが、本当に婚約破棄をしてしまったら――
私は、
『ヴォルフラムがユーリに、『浮気モノ!』って言えなくなっちゃうんだな〜』
と、そんくらいの感覚だったりします。
いえ、本当の本当に原作でそうされたら、『なんで――っ!!?』って
叫びまくるかもしれないんですけど、
私が好きな二人の関係は、「婚約者」という肩書きがなくても
成り立つものなんで。
寂しくなるだろうけど、『なんでそんなことするんだよー』と思うかも知れないけど、
「婚約者」という肩書きがなくったって、
ヴォルフはガケの上からユーリに手を伸ばしたろうし、
ユーリはヴォルフを笑いあったり罵りあったりする相手として必要としてくれるだろうから。
31ページでユーリが、肩書きが消えたところで「昨日までの関係が
変わるわけがない。」と思っているように。
この設定が消えたらまるマじゃないっ!!
って、思ってる部分もありますがっ!!
< 眞魔国日報 >
小説だけだと、「ユーリが婚約破棄を宣言したのは、結局どうなったのー!?」
など、気になることが残ってしまうので、
眞魔国日報に書かれた後日談(?)で、ようやく完結した感じです。
なるほど・・・一時的に発動させて言霊ですか・・・。
よしっ! これからも「この浮気モノ――っ」と叫ぶヴォルフが見れる!!
耳が痛むのが、盗撮(念写)のせいだと分かったのも、この日報で、でした。
以上。
↓CDの感想はこちら。
「(裏)明日はマのつく風が吹く!」感想 |