2005年 6月 26日 日曜日。
24日に届いたCD・・・。
その日は忙しくて箱を開けることすらできなかったけれど・・・
翌25日、万博帰りで箱開けて、CDきかずに
まっさきに読書〜♪
ネタバレしてます。ザビ5引き合いだしまくり。
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裏今度マCD 元祖ごーじゃすVer.付録 ミニブック
「彼がマ王に育つまで。」
・・・読み終わった瞬間、ため息がでました。
もう、めちゃくちゃ良かったですっ!
先日感想を書いたばかりのザビ5のときと同じ、
万博から帰ってへとへと〜、な状態だったはずなのに、
(いや、翌日バイトがあるかないか、ってプレッシャーの違いはあったろうけど)
ザビ5のときは、どんなにネタをつぎこまれてもどこか読むときに
作品との距離を感じたのに、
(だからね、それは君が映画のタイトルに人並みに詳しくないからであって――)
今回のお話には、すーっと入り込めて、感情移入しながら読むことができました。
最後の方、ムラケンといっしょになって、
『すごいのは、本当、君だって、ユーリっ!!』
って、盛り上がりながら。
なんかもう・・・すげーよ、ユーリっ! 偉いよ、ユーリっ!
「いいことしてるんだ」と思わずに、素でそういうことできちゃう君が
本当すげーよっ! すげー頭悪そうなほめ言葉だけどっ!(1巻ぱくり)
そうやってはしゃいで、最後の一行・・・
ああ、そうか。村田、ユーリにその質問をされるたびに、
どこかではそんなことを思って・・・
ザビ5では(何度も引き合いに出してすみませんが)、ネタ出しのオンパレードで、
なかなか話が進まない感があったのに対し、
この話(略すと「彼マ」?)では、ギャグもところどころで交えつつ、シリアス多め。
村田がどう「渋谷有利」を見てきたかを追っていくという一定したテーマで
話が進んで行ったこと。有利の過去に、「有利らしい」事件があったことを
知ることができたなど、
本当、読みやすい上に、読めてよかった、と思えるお話でした。
あとは、細かいところについて、順を追って箇条書きいたします。
1、現代(村田が秘密を明かす前)の二人、ドーナツ店(?)に入るのこと。
◆有利のために、注文するものを考える村田・・・
マニメの次男離反期間中の彼といい、本当、ユーリのことを
「よく知ってる」うえで、「どうしてやれば有利のためか」分かってる!
2、幼稚園の入学式、村田、はじめて有利を見るのこと。
◆サクラの木下の天使=有利・・・じゃなかったのね。
いや〜、幼稚園児入学時のゆーちゃんは、すでに「野球おばかちん」
だったのですねー・・・。表記が「ゆーちゃん」でなく
「ゆうちゃん」と書かれた時点で怪しむべきだったのだな・・・ふっ。
いや、それより先の、瞳が黒より茶色、って時点で?
男の子を女の子と間違えてフォーリンラブネタ好きだったので
ちょい残念ですが、
やんちゃ坊主なゆーちゃんも好きだっ!!
小学校入学前なので、たとえ野球おばかちんでも、
しょーちゃんについて歩いてたんだろうーなー。とことこと・・・
3、小5の秋、村田、有利に運命の間違い電話をするのこと。
◆村田の間違い電話によって、有利は(電話の相手が村田とは知らないけど)
村田のクラスで「いじめ」の計画があることを知る。
・・・あー、そのー・・・すっげー身近なんですよね。
「いじめ」って。
「戦争」なんかより、よっぽど。
もちろん「この世界に戦争はない」なんてアホすぎることはぬかしませんが、
日常的に頭の上に爆弾降ったりなんかしてきてませんからね。今までの経験上。
有利えらい。寺川君もえらい。以上。
◆有利が村田を勧誘したのは、「誰にでもそうしてる」に一票っ!
ごめん、村田。あの当時は、君の片思い(笑)だったと思うよ。
なにせ彼の中の「村田健」は、中学の1、2年にからしか存在してないんだから。
ライトをほしがってる、っていう伏線にもなってるっぽい。
前世の記憶があって、ミョウに気になる相手がいる・・・
その場合、「前世で恋人」ってのがパターン・・・(ゲホゴホ。←知識偏りすぎです。
4、ふたたび現代。村田、有利を神格化するのこと。
◆寺川を救ったのは、自分ではなく、間違い電話の主だと言い張る有利。
いや、誰がどう見たって、寺川君助けたのは、いじめの首謀者と張り合ってまで
寺川君野球部に誘って連れ出した君だから。
村田の、(間違い電話と気付かずに)話が通じずムキになって怒鳴った言葉を
「勇気ある発言」と受け止める有利がすごい。
人災を天災と言い切った、マニメの魔王陛下を思い出しました。
おしまい。
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「(裏)今度はマのつく最終兵器!」感想 |