2004年 7月 12日 月曜日。
電車で呼んでいて、ツボにはまってどうしようかと思った日。
(本の中に顔うずめて、必死に声出すの抑えてました)
私の頭も春だ・・・。
ネタバレしてます。
|
7巻『天にマのつく雪が舞う!』
ユーリとヴォルフラムの2人セットが好きです。
ムラケンが、決闘申し込まれない程度に2人の邪魔しに割り込んでくれたら
とても楽しめると思います。
ほーら、やっぱり無事だった!
やっと、やっと出てきてくれたよコンラッド――――――――っ!
と、一応喜んではみますが・・・うう。やっぱ敵になってきたかぁ・・・。
洗脳されて、とかならまだ救いがあるのに、めちゃめちゃマトモじゃないかよ、うあぁぁあっ!
次男のことだ。これにはきっと、やむにやまれぬ事情があるに違いない!
腕を治してもらった礼・・・じゃ、イマイチだな。
たとえば・・・シマロンが自分の土地だと言ってるのが、父親がここ出身だからだ、として、
つまり父親が罪人になったのもこの土地!
もともと罪人。その上、施設開放するなんてことまでやらかしたウェラー父。
彼のために、残された親兄弟やその子供たちが村八分の扱いを受けていたっ!
大シマロンに拉致され、そのことを知った次男。大シマロン王に、父の汚名を雪ぎたければ
テンカブに出場し、見事勝ってみせろと言われる。
まさか対戦相手がユーリだとも知らずに出場し・・・
それにしては落ち着きすぎ?
いや、ほら。ヴォルフとヨザックが出てきた時点で、三人目はあの方なんだろうなぁ、
って先に予想ついちゃってたんですよ、きっと。
あああああ、けど! 彼は手でも胸でも命でも、家族でも陛下にさしだすと言った人!
(注:家族とは言ってません)
たとえどんなに苦しんでいる肉親がいても、ユーリの方が大事なはずっ!!
(管理人の妄想)
そう考えると・・・
ユーリの知らないところで動く、大シマロンの一大計画。
拉致されそのことを知らされたコンラッドは、ユーリにどんな目で見られてもかまわないと、 敵をあざむくにはまず味方から作戦を決行!
たとえ、誤解されたまま命を落とすことになろうとも・・・(そんなに殺したいのか!?
殺したいわけないだろっ!)
とまぁ、支離滅裂な未来予想を展開したあとで、笑えるネタの感想いきます。
ユーリの父ちゃん、やっぱ素敵だ!
正直ものーっ!(笑)
ダカスコス、ギュギュギュ閣下「買い」じゃなかったんですか!?
その彼が、プーとの婚約が国中の慶事だと言うとは・・・やはり乗り換えたのか!?
他にもプー派が多いから、その人たちにとって慶事でお祝いなんだなっ!?
ユーリは、うわさを広めたのがヴォルフ自身ではないかと疑っていましたが・・・
これは「ウワサで人を殺すこともできるよ」作戦に違いありませんっ!
ユーリだけを相手にしていても、「野郎同士の友情」が深まるばかりで進展がないと 落ち込んでいたプー閣下。(明日マ参照)
そこでウワサを流し、まわりの人をその気にさせ、ユーリの逃げ道をなくそうと したのですっ!
・・・あー、けど、ヴォルフ自身より、陛下トトでヴォルフ買ってる人の方が犯人ぽい ですかねぇ。
フォンビーレフェルト卿は、こんな回りくどいことする人じゃないですね。うん。
笑える・・・ネタではなく、これはけっこうマジメな部類の感想ですが・・・
ムラケンとユーリ、和解できて良かった〜。
いいな〜。男の友情。笑顔の小突きあい。
これからもずっと、いい友達でいろよっ!
ヴォルフが妙な誤解してこようともっ!
この国も、春がそういう季節なのか・・・。
ギュンターって、教育係らしい事したことあるんですか?(汗
前の巻でグウェンが、ユーリの教育をギュンターにまかせず自分がやるんだった、
とか思っていたけれど、本ッ当そのとおりだよなー、と、
マジメにグレタを教育しているアニシナ様を見て思いました。
鞘をユーリに預けて武場へ向かうヴォルフ。
「気合の問題」て、眞王に鞘預けた次男といっしょのこと言うてますよ!?
呼び方も「ユーリ」じゃなくて「陛下」になってるしっ!
この行為に、コンラッドが言っていた以上に深い意味があるんじゃないか、ってのが 気になるところです。
見事勝利をおさめたヴォルフっ! けど、そのあとが・・・
動けなくなるほどって、どんな下手なこけかたしたんですかっ!?(笑)
息子が強けりゃ、お母様も強かった。
ツェリ様つよっ! えもの鞭だしっ! ユーリがいたら「さすがクイーン」とか 言ってるよ!
いや、彼がいなくても、とりあえず私が言ってますけどっ!!
正直、彼女が登場したことでがっくりした部分もありました。ユーリが感じた 「温かい目」は彼女のものだったんだなぁ(=次男じゃなかったんだ)と思って。
シュバリエ以外にもう一人いると聞いて、すぐに「コンラッド!?」とも 思ったし・・・(そうだったらダカスコスと艦長がもっと反応してるっつーの)
ツェリ様も奥が深い。
愛の狩人だといって各地をとびまわっているけれど、
要人と知り合って顔を広めるというのは、一つの外交手段のようにも思えるし。
いざというときに顔のきく相手は、多いにこしたことはない。
今回も、ところどころ笑うには笑ったのですが、やはり重い部分の方が 印象に残っています。
ヨザックの語った彼らとウェラー卿の過去、神の子、魔王ユーリの新形態(?)、
フリンに語ったツェリ様の胸の内、なによりアンタだ、コンラッド!
ユーリがマスクとっちゃったから、カロリア組の負けは決定だよなー、と思いつつ、
待つ、次回。
おしまい。