2005年  9月  1日 木曜日。
 本屋で冒頭に吹きだし、電車で何度も本で笑い顔を隠しながら帰り、
家では気兼ねをせずに笑って読んで、最後は気兼ねせずにな――
 ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・

ネタバレしてます。 

12巻『宝はマのつく土の中!』


 大丈夫、大丈夫。
 ほら、石のありか誰にも言ってないでしょ?
 そのままどっか行っちゃったりしませんよ。あはは〜。
 最終兵器の裏マCD聞いといたほうがいい(と、Asukaの地声魔語に書いてあった)
っていうのは、そういう意味だったんですよ〜。うんうん。
 あはははははは〜。
※裏マCDで、ヨザックは、
 もし死にそうになったら、はってでも眞魔国に帰って、
 コンラッドかグウェンに、モルギフの石の隠し場所を伝える
と、言っている。



 ・・・コンラッドの服や持ち物に、いつの間にか書き置きが、
なんて展開になりませんようにっ!

 グリ江ちゃんがひょっこり再登場して、いいとこかっさらって、
コンラッドにハンカチかませる展開、切に希望っ!
(き、希望してもどうにもならない領域なのかっ!?
 け、けど、まるマは読者の意見に左右されまくる作品のはずっ!!!!!
 ↑あとがきでも毎回、手紙参考にするって書いてあったし、CDやゲームの
  ネタ募集とかするし・・・
 おしっ! とりあえず、アンケートハガキ書こうっ!

< 9月2日 追記 >
 今朝、
「枯れ草やら枯れ枝やらの上でしばられたヨザに、
 ユーリとコンラッドが笑顔で火つけようとしてる」夢を見ました。

 これはきっと、死んだと思わせといてひょっこり現われたヨザに、
二人が「さんざん心配かけやがって」とヤキいれようとしてるトコロですよっ!
 正夢になるといいな〜。
 イヤ、黒い陛下は正夢になって欲しくないけどっ(汗



 黒といえば・・・コンラッド、陛下にまで「黒い」言われた――っ!(爆笑)
 ちょっと待って。コンラッドが黒いのは、オフィシャル設定になっちゃったの!?
 ユーリが気づいてないだけで、コンラッドの笑顔は最初っから
「胡散臭い笑顔」だったのっ!?
 えええええええええっ!!!!!!!?

 さ、さわやか好青年の設定はドコに・・・(涙
 ↑なんだかんだ言って、次男に夢見てたんだな、自分・・・


 ユーリたちとはぐれてヘイゼルさんのもとに行った彼は、
まさに群れや飼い主からはぐれて、耳垂らしてるワンコみたいでした。
 拗ねてるというか、落ち込んでるというか・・・。
 ヘイゼルさんが孫とか息子みたいな扱いするから、そういう感覚増長されますし。
 ヘイゼルさんが120すぎだっていうなら、実年齢的にもちゃんとコンラッドが
歳下なはずっ!

 ちなみに、生きた死体に襲われてはぐれたとき、
彼の心配はま〜ったくしていませんでした。
 なにせ、絶対死なない家系の方なんで。



 これまた、見方が変わっちゃったのが、地球の魔王、ボブ。
 地球の魔王としては、箱のような厄介なものは向こうに返してしまいたい。
 ムラケンの考えどおり、そう思って勝利に協力してたら・・・
やだなぁ。うう。
 ムラケンがすごくかわいそうになってきたです。
 地球の魔王が、地球の安全を一番に考えるのは当然なのかもしれないけど・・・
 それ以上に、もっと深い考えがあって、だといいなぁ。

 だって、後継者のジュニアが危険じゃない? この作戦・・・



 などと色々言いつつも、勝利兄ちゃんには、ぜひとも有利のもとに
かけつけてもらいたいっ!
(ボブも、そういう考えで勝利に協力したのかも。
 元々「私の後継者になれば、弟の手助けをできる」と言って、スカウトしたのだし。
「かも」というか個人的に希望っ!)


 あと、ヴォルフ!
 早く。早く来てユーリに「へなちょこ」言ってやって――っ!!!!!

 今回の出番は、マッチョに娘自慢をしたのみ・・・
 いや、本当単純でおかわいらしかったけど。
 娘をひたすら自慢したいという感情も、実に分かりやすい。



 そして、簡単に騙される弟に嘆く兄・・・。
 めいっこになぐさめられております。

 有利を心配しまくる勝利を筆頭に、弟の単純さに嘆く長男、
でもって、フォンビーレフェルト卿の件は許し難いと言ってサラ袋を蹴ろうとする次男。
 まるマって、お兄ちゃんが弟を思う物語なのねー、なーんて、思ってみたり。
(サラ袋を蹴る次男にはね、黒いだなんだより、弟ちゃんと気にかけてくれてたんだー、
 って、思ったのですよ。
 ・・・もともと狙われてたのがユーリだから、口にしないだけで
 そのへんのご立腹もあるかもしれないけど)
 サラとイェルシーは・・・



 ヘイゼルさんがコンラッドから地球の話を聞いた場面は、
 普通に心あたたかな気分になれました。

 おしまい。
←BACK  ・ NEXT→
原作12巻  > 小説感想 目次  > まるマ