<天下一品! 芥川>

 男はその日、手が届かないと思われた深窓の令嬢を、
 やっとのことで連れ出した。
 「実様! アレ何ですの!?」きゃーきゃー
 『実じゃないって』今は・・・

 が、鬼の出る小屋に知らずに女を入れてしまい・・・
 しかも女の声は、雷に消されてしまった。

 次第に夜が明けてきたので見てみると・・・

 『あの女[ひと]に尋ねられたとき、「露」と答えて
  私もそのように消えてしまえばよかったのに』

 ▼真相編
 

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