2006年 5月 4日 木曜日。
5月2日。「研修に行った帰りに駅で買うぞ〜♪」という愚かな楽観が
「売り切れ」という絶望を招く。
5月4日。近所の本屋で発見。
6冊も・・・。
「あるわけない」と決めかかってごめんなさい、〇〇堂っ!!!!!
注.ネタバレしてます。
|
13巻『箱はマのつく水の底!』
次回がすごく楽しみですっ!!
とゆー、感想で始めてみたり。
本編を読み終わったあと、しばらくショックで
「村田スペシャル開催宣言」も「あとがき」も読む気になれなかったの
ですが・・・
むしろ、さっさと読むべきでしたね!!
はっはっはっ!(いや、心配は心配ですけど・・・)
ちょっとしたアクシデントでネタバレを聞いてしまい、
(いや、本当、私が悪かったです。反省してます。直します)
ヴォルフが追いつくことは知っていたのですが・・・
こんな追いつき方なんてっ!!
伝説の「いっしょに落ちてやる」みたくな再会を期待していたので
かなりショックでした。
時間が経ってそこそこ冷静さ取り戻して、あとがきで
この巻で主要キャラの死人は出ていない、ってのと、
次巻はスッとするような展開になるときいてからは、次巻への妄想が
むくむく元気に膨れ出しました(笑)。
ユーリとヴォルフたち眞魔国メンバーがやっと合流して
逆転サヨナラホームランへとお話は向かうんだーっ!
とか、
こ、コンラッド、そろそろ事情説明して、帰ってきてくれるんじゃないかなー、
とか・・・
ギャグ方面で一番楽しみなのは、
「ヴォルフラムがギュンター化するのか」だったりします(笑)
あの、ヴォルフの魔力を抑えるためにギュンターが
使ったという術、イマイチ正体不明だから・・・。
・・・コンラッドは、ヴォルフラムが傷ついていても
あっさり「自業自得」「ユーリが無事なら」とか言っちゃうのかなー・・・
弟のこと、心の中では心配しても、そういうこと言いそうなんだよなー、
彼は。
次巻、スカッとした展開だというなら、
オレンジの髪の彼にも生きて登場して欲しいっ!!
あとがきで「この巻では」を強調されてんのが
不安でならないよ――っ!
彼は、役目果たすまでどうにかなるはずないんじゃなのかーっ!
(12巻感想【別窓】参照)
ユーリの服のポケットに、いつの間にか石のありかが書かれた
メモが入ってたりとか、石そのものが入ってたりとかしたら
嫌ですからね――――っ!!!!!(ぜえ、はあ。)
と、最後の印象が強すぎて、そこから始めてしまいましたが、全体を見れば間違いなく
ムラケンスペシャルでしたっ!
す、すごい、ムラケン!!
ぷち切れてるふりして(いや、本当にボブの態度にはプチ切れてたそうですが)
箱が湖にないってこと、知っていただなんてっ!!
ボブの「ヒトでなしっ!!(てか、本当に人間じゃなくて魔族だけど)」疑惑が
晴れる兆しが見えて、ホッとしましたー。うれしくなりましたー。
ボブは、湖に箱がないと知っていて、なおかつ、このままじゃジュニア(勝利)の
気持ちが収まらないだろうからと湖に連れて行き、
そうすることで、勝利が別ルートで異世界に行こうとする可能性をつぶし、
なおかつ、村田が動きやすいようにしたに違いないっ!!
ボブはやっぱり、裏のある素敵なオジサマだった――っ!!!!!(喜)
ロドさんもいい人感でいっぱいでした〜。
彼にとっちゃあ、健ちゃんは、いつまで経っても健ちゃんさ〜♪
け、結婚できてないのは、健ちゃんのことが心配なあまり・・・?
(お友達のマシューさんが、ちゃんと子持ちなのを知ると、つい、そういう考えが・・・)
レジャンさんの話を聞くと、本当、ムラケン、良かったなー、と思ってしまう。
ムラケンは、ロドさんのことも、ユーリのことも信じてる。
そして今、大切なユーリのことを失いたくないと、
必死になってる。
この二人の再会も、次巻の楽しみの一つです。
ユーリと、ヴォルフたち眞魔国メンバーと、ムラケンと、
いい加減事情説明して、眞魔国メンバーに一発ずつヤキ入られてから戻ってくるコンラッドと、
負傷しながらもひょっこり現われるオレンジの髪の人――
と、こんだけそろってくれたら、言うこと、ないんだけどなぁ・・・。
・・・ごめん。勝利兄ちゃん。あなたにも
眞魔国に来て欲しいって思ってはいるんだけど、
この展開だと無理っぽいから。
帰って来たゆーちゃんを「けがはないかーっ!」と心配しまくったあげく
王佐に負けないくらいぎゅぎゅぎゅ〜っと、抱きしめてやってください。
王佐とか、長男たち眞魔国居残りメンバー、今回はまったく出番なかった
ですね。前巻はちょろっと出てきてくれてたけど。
この空白の時間中、テリぼんが一体どれだけ、
眞魔国メンツのおもしろおかしな光景を血盟城に送ったことか・・・っ!!
この感想では、冒頭から暗い話で始まっちゃった三男ですが、
アーダルマッチョやギーゼラさんから、いろいろ間違った知識
植え付けられまくってると思いますっ!!
次巻でその一端を垣間見られることを期待(笑)
・・・と、「次巻に期待」とばかり書いてしまうのは、
今回の話が暗くて鬱でたまらなかった印象が強いから・・・。
さすが「 13 巻」ですねっ!!
良かったね、ユーリ。コンラッド追いついてくれて。
サラと二人きりでどうなっちゃうかと思ったよ・・・。
(あの水せがむ場面、挿絵も文章も「すごい」と思いました・・・。
これ、櫻井さんと石田さんでやられたら、私ふとんかぶっちゃうよ、きっと)
コンラッドもなぁ・・・私、口移しで水飲ませるんじゃないかって
ひやひやしてました。
(原作とかアニメとか、公式のものには、そういうの求めてない人間なもので。
棺桶までならワーキャー言って楽しんでられるんだけど)←ビミョーな違い。
今回、p115の挿絵でワーキャー言うことはできませんでした。
ユーリがもう、・・・言いたくないけど・・・死人か人形みたいで、
見てて辛いから・・・。
文章の方で、ユーリとコンラッドが冗談を言えるようになっていたのは
うれしかったです。
「事情説明して帰ってきてくれるんじゃ」とか、この感想の最初の方に書いてますが、
もう、なし崩し的にもどってきちゃいそうだなー。
ユーリがそれを許してしまいそうというか、許してしまっているというか。
となると問題は、他の眞魔国メンバーを納得させられるか・・・
まずは三男からだ!(決め付け) がんばれ、お兄ちゃん!!
ユーリの目、前巻の話だけなら、一瞬だけ? とか、精神的ショックのあまり、気のせいで?
と思えたのに、本当に見えなくなっていただなんて・・・っ!
サラの言葉じゃないけど、精神的なもののせいである可能性が大きい
気がするなぁ・・・(ヨザ――っ!!(涙))
弱気になってちゃいけないと、ユーリが悲しみ乗り越えて元気だしてくれて、
目も見えるようになってから、ひょっこりヨザックが出てきてくれたら最高だな〜。私としては。
ユーリが言った、別人格という説も・・・
サラを捻り上げたのと、最後に左手で剣をふるった人格って、もしかして・・・
『通り過ぎた森の先に』を読み返して、眞王さまの利き腕確認しようと
しちゃいました。
結果・・・み、見事に書かれてない・・・。
わざとですか、喬林先生――っ!!!?
まあ、「右なげ、右うち」のユーリが、別人格ながらも右手で
剣の刃を握るのを避けた、という説もありますが・・・。
えー、ところで・・・「生まれ育ったチャイナタウン」でビビビときた(笑)のですが、
ムラケンの先代のクリスティンさんて、もしかして、
『お嬢様〜』の最後にちょろっと話が出てきた十五で家出した二人目の女の子とかじゃぁ・・・
それでは、ここからは短編の感想にいきます。
マ王陛下の花嫁は誰だ!?
・・・おちてないし。
いっそ夢オチの方がすがすがしいなー、これは。(わたしの個人的意見ですが。あくまで)
マンガやドラマではよくある入れ替わりネタ、まさか
まるマでやっていたとは、思ってもみませんでした。
向こうの世界でなら、何があっても受け入れられるのですが、
地球で非科学的なことやられると・・・
いや〜。意外でした。うん。
村田の家庭が垣間見れたのは興味深かったです。
あと、入れ替わって「慌ててる村田」と「泰然とした有利」ってのが
ビジュアル的に普段とのギャップがあっておもしろいっ!!
絵を想像しながら読むのが、一番楽しいと思う。この話。
二人のカップリングをやってる方々にはおいしそうな場面が
多々あったことですし・・・ビジュアルに限らないけど。これは。
村田って、有利のことモテると思ってるんだー。
彼は客観的に物事見ててくれそうだから、やっぱ自分で気づいてないだけで
こっそりモテてるんじゃないのか、渋谷!!?
(反対に、村田くんは有利のことを思うあまり客観的になれない という説もあるけど・・・)
勝利お兄ちゃんが弟の成績にうるさいのは、
弟をかまいたいという一心からに違いないと思います!!
なんでもいいから話のネタにして、弟といっしょにいたんだ、彼は。きっと。
現在進行形のお話でいうと、勝利兄ちゃんは、すでに有利の事情を
知ってるはずなのですが・・・
やはり夢オチ番外編かっ!?
それか、「有利から話さないなら・・・」と知らないふりをしているか・・・。
んで、タイトルの「花嫁」は・・・
ほとんど関係なかったですね。また(汗
花嫁ギュンターには笑わせていただきましたがっ!!!!!!!
おしまい。