目次
- 誕生
- 使用人の陰口から跡取りになることを決意→勉学への傾倒
- モデルになる→水波兄妹との出会い
- 水波妹をふる→水波兄に嫌われる
- 転校先での平穏な生活→勉学への傾倒が禍して、破たん
- 路選択→新鮮学園入学を決める
- 入学式の朝、「そいつ」との出会い
- 現在
誕生
1983年10月13日、十数代続く薬剤師の家系の長男として生まれる。
父親は大手の薬剤会社社長。
使用人の陰口から跡取りになることを決意→勉学への傾倒
基本的に、父親と母親の3人で暮らす。広大な敷地をもつ実家に行くのは、盆と正月あるかないか(行かなかった年もある)。
そこでは、使用人から「あなたはこの家の跡取りです」と、父や母には特に言われないことを熱心に吹き込まれるが、 一方で、「あの子は跡取りに向かない」と、コソコソ話す使用人たちがいることにも気付くようになる。
そしてその原因が、「母と自分が黒髪黒眼でないこと」だと知ると、「どうしてそんな理由で?」と反感を抱き、 だったら、相手が嫌がることをしてやろう……自分がこの家をきっちり継いでやろうと決め、 勉学に傾倒しはじめる。
モデルになる→水波兄妹との出会い
梅野が勉学に傾倒して引きこもりがちになってきたことに気づく両親、心配して対策を練る。
父親が遊びにさそう→「この人がこんなちゃらんぽらんだから、お母さんが認めてもらえなかったんだ」 という、誤解だけ与え、さらに勉学への傾倒が深まる。
母親が、自分が所属していたモデル事務所のコネを使い、梅野をその道にほとんど無理やりほーりこむ。 →母親のことは好きだったため、従った。そこで、水波兄妹と出会い、仲良くなる。
水波兄から、「勉強ばっかりやってるのって、かっこよくないんだぞ。授業だけ聞いてればだいたい のことは頭に入るんだから、学校の勉強の予習復習に時間をかけるくらいなら、 新しい知識を得られる本を読んだり、出かけたりした方がいいんだぞ」みたいなことを言われ、納得。 以来、勉学への傾倒と引きこもりが改善される。
水波兄妹と同じ、九星学院に入学する。
水波妹をふる→水波兄に嫌われる
小学校中学年、水波妹に告白される。そーいうのがよく分からなかったため、そう言ってあっさりふる。
その後、なぜか急に水波兄が冷たくなる。
「さら(=水波妹)をふったことが原因? そんなことで?」そう思ったとき、髪の目と色が違うだけで母親と自分を 認めなかった使用人たちに水波兄がだぶる。
「だったら、自分も相手のことを嫌ってやる」とばかりに離別を決める。モデルをやめ、 適当な理由をつけて両親を説得、学校を変える。→住居から近い私立校へ。
転校先での平穏な生活→勉学への傾倒が禍して、破たん
転入初期は、(水波兄ほど仲良くなれる相手はいないにせよ)普通に友達もつくり、 まったりと過ごす。
九星がレベルの高い学校であっため、授業はすでに知っていることが多かった。授業の内容よりも、 「教え方の違い」を観察することが、授業の中心になった。
そんな状況だったため、成績は常に良。先生受けも良。だんだんひがむ輩が現れる。
友達だった相手にもひがまれるようになり、ついには完全に孤立。「2度も逃げてたまるか」と、 今度はその学校にとどまり、「無視する相手も自分も無視する」、「つっかかってくる相手は 言い負かす」ようになる。
担任が気づき、両親に通知。心配され、どんな状況かときかれると、「孤立しようがどうしようが、 勉強することに支障はない」と言い切った。
進路選択→新鮮学園入学を決める
中学校選択の時期になると、父親が「自分の出身校だから、ぜひ!!」と、 新鮮学園入学をごり押し。
本来なら、父親の意見には反対を示すのが仕事になっている梅野だが、 「全寮制ならあんたと離れられていい」と言い、承諾。
入学式の朝、「そいつ」との出会い
それまでの経験から、「友達をつくるのはめんどい。最初から一人でいた方がいい」 と、孤立する気まんまんで入学式初日からのぞむ。
なんか、よそみしながら猛然ダッシュしてたちっこいのにぶつかられる。 入学生の弟か何かがはしゃぎまわってたのかと思ったら、同じ新入生だった。
別のクラスメイトの陰謀で、なんか、そいつと無理やり「親友」ってことにされ、 それを真にうけたそいつに懐かれてしまった。
さらに、別のクラスメイトの「相棒と同室になりたいから」という言葉をあっさり承諾して 部屋がえを行った結果、そいつと同室になってしまった。
現在
そいつとか、そいつを親友に仕立て上げたクラスメイトとかに、振り回されながら 日々を過ごす。