『古事記』のとあるお話を読んで思ったことマンガその2。
<「神様もいじめしてた」と思わせた部分のあらすじ>
※参考文献『新訂古事記 付現代語訳』角川ソフィア文庫
たくさんの神様が「結婚したい!」と思っていた女神、八上比売〔やがみひめ〕。
結婚を申し込むため、彼女のもとにやってきた神様たちですが、女神いわく、
「わたしはあなたたちの言うようにはしません。大穴牟遅〔おおあなむぢ〕の神と結婚します」
大穴牟遅の神(別名、大国主の神)は、袋を背負って、たくさんの神様の一番後ろを
歩いていたような神様。
いうなれば、みんなのランドセルを持たされるようないじめられっ子の○太くんが、
マドンナしずかちゃんに「結婚する」と言われたようなもの。
怒ったたくさんの神様は、大国主の神を焼けた石でひき殺したり、クサビで打ち刺し殺したのでした。
(どちらも、母親の神が生き返らせました)
22:11 2008/05/03