『古事記』のとあるお話を読んで思ったことマンガ。
<「とあるお話」の部分のあらすじ>
※参考文献『新訂古事記 付現代語訳』角川ソフィア文庫
いざなきのみこと と、いざなみのみこと は、たくさんの神様を生んだ夫婦の神様です。
妻であるいざなみのみことは、火の神を生んだせいで死んでしまいました。
夫のいざなきのみことは、「愛しい妻が子供一匹に死なされてしまった」と悲しみ、
火の神のことは、首を斬って殺してしまいました。
妻をあきらめきれなかったいざなきのみことは、黄泉の国まで妻を迎えにいきました。
夫にいっしょに帰ろうと言われた妻は、地上に帰れるよう黄泉の国の神様に相談することにし、
その間、絶対自分のことを見ないよう夫に言いました。
しかし、我慢できずに妻を見てしまった夫はびっくり仰天。
妻のおそろしい死人の姿におそれをなして、彼女を置き去りにして地上に逃げ帰ってしまいましたとさ・・・