2004年6月25日 金曜日。
 だんだん、どこでも平気で笑いながら(声は出さないようにして) 読むことができるようになってきました。
 ・・・だめじゃん。他の人を不安にさせるようなことしちゃぁ・・・。
 本屋はいいのです。
「あ、あの人あんなに笑ってるよ。じゃ、読んでみようかなー」という 客引きになるから。(?)

ネタバレしてます。

3巻『今夜はマのつく大脱走!』



 表紙を見た瞬間に吹き出してしまった本。
 だ、だって、陛下と長男が、鎖で、鎖で――(やっぱそっちの人間なんだなぁ、自分・・・)
 タイトル、「夜」はいってるし・・・。

 中身冒頭はおとーさんの語り!
 二巻がけっこうまじめにせめてたから、今度はどうなるかなー、と思っていましたが、
またゆるいのに戻りましたね。(笑)
 ああ・・・夫婦そろって親ばか・・・いや、それとも、
陛下には親でも教育係でも保護者でも、
 それだけ人に好かれちゃうぞパワー がっ!?
(教育係ののめりこみようはすごすぎると思うけど)

 ムラケン、好きな子が別の男と歩いてるのでも見ちゃったんでしょうか・・・?
 本当はもともとそんな子いなくて、有利誘いたかっただけ、という説は置いておきましょう。 ここでは。

 今回の大活躍したのは長男! なんといっても長男!
 表紙からして長男! イルカと同一視されてる長男!!(?)
 1巻では、カタブツぶりに閉口させられ、
 2巻では、1巻とのギャップに大口で大笑いさせてくれた彼ですが、
 3巻は・・・当然笑ったけれど、「かっこいいっ!」とも思いましたっ!

 まずは、勘違い軍艦巻き集団に放った回し蹴りっ!
 この方が戦うとこ見た(読んだ)の、これが初めてだからかなー。
「ああ、素敵だ! 足長おじ・・・もとい、念のため足長お兄さんっ!」という気分に。
(コンラッドなんか、1巻での登場しょっぱなから剣をふりまわしていた)

 最後の魔王ユーリを止めに来た場面、頭の中できっちり挿絵思い浮かんだくらい 好きです。
 護送中の「守ってくれるだろ?」の約束を、ちゃんと守りにきてくれたんだなー、って。
 この↑約束をしたときの“笑顔”、どっかに描いてくれてる人いないかなー。キョロキョロ。

 けど、長男を主審なんかにしたら、優勝はハムスターチームか
ちっちゃいものクラブ(おじゃる)に決定ですよ?(ないない!)

 ・・・といったように、今回はすっかり陛下を長男に取られていた
保護者次男&婚約者三男。
 ちっさいころは仲良しだったんだなー、この2人・・・。
 今まであんまり2人でいる場面がなかったので、「この2人がいっしょにいると どうなるんだろー?」と心配していましたが、
なんのことはない。
 ちゃんと会話してらっしゃる。
 三男が、もっと次男嫌ってるように思ってたんですよ。1巻で手はねのけてたから。
(あと、ヤキモチとかで(笑))

 ・・・もしかして、三男がわがままプーになった原因の一旦、
次男がになってるんでしょうか・・・?(汗)
 つまり! ユーリも眞魔国で育てられようものなら、みーんなに大切にされて
わがままプー化は必至! 眞王の英断の理由がこんなところにっ!!(?)

 あ、あと三男が長男の「かわいいもの好き」を知っている、ってことが分かりました!
(今まで気になっていた)
 知っていて、兄上を慕っているのですね・・・。「非の打ち所がない」と・・・。
 もしや! 彼の部屋は兄上からのプレゼント(あみぐるみ)でいっぱい!?

 「 じゃり 」がツボでした じゃり

 1、2巻と、名前だけ出ていたアニシナさん、ついに登場!
 けど、挿絵はまだ出し惜しみかよ、コンチクショウ。
 他サイトさまで見てますけどね。
 早く長男との掛け合いも(というより、苦労する長男が)見たいものです。

 最後に一言。

ヤンボーマーボー天気予報って、今もやってますか?

 おわり。


 とか思って検索したら、コンナノ(別窓)が・・・

3巻ラクガキ
←BACK  ・ NEXT→
原作3巻  > 小説感想 目次  > まるマ